2024.11.13

ゴルフでアライメントを極めるのはアドレスが大事!

ゴルフでアライメントを極めるためには、正しいアドレスが非常に重要です。

アドレスに対してアライメントが正しくないと、スイングの方向やボールの軌道に影響が出てしまい、狙った場所にボールが飛ばないことがあります。

せっかくのナイスショットが無駄にならないように、「正しいアドレス・アライメント」を習得しましょう!

本記事では、アドレスの際に気をつけるポイントと正しいアライメントが取得できる練習方法を紹介します。

説明と一緒に、私のアドレスのルーティンを紹介しますね♪

こちらも参考になるので、ご覧ください。→ ⛳️まめゴルフ

ゴルフにおいてアライメントとは?

ゴルフにおける「アライメント」とは、プレーヤーがショットを打つ際に、体やクラブをターゲットに対して正しい方向に整えることを指します。

ショットの方向性を定めるためにはとても大事な要素になります。

しかし…

初心者だけだけでなく、長年のクセが身についているゴルフファーは目標に対して、並行に構えられていない状態が多くあります。

スタンスは目標(スポット)通りにに向いているが、肩やフェースの向きが並行にむけていない方もいます。

正しく向けていないゴルファーの原因や心理を詳しく見ていきましょう!

1度のズレは目標から約2.6ヤード(約2.4メートル)離れる

ゴルフでは、目標(スポット)が1度ずれるだけで大きなズレに繋がります。

目標に対して1度のズレが生じると、約100ヤード(約91メートル)先ではボールが約2.6ヤード(約2.4メートル)も目標から離れてしまいます。

1度がどのくらいか想像しにくいので、時計で表現してみました。

4時~5時の間で30度あり、1分でも6度あります。

この小さな角度の違いが、精密なショットやスコアに大きく関わるため、アドレス・アライメントを正確に取ることの重要性がわかります。

ゴルフにおいて目標(スパット)に真っすぐ構えるのが難しい心理

ゴルフにおいて、目標(スパット)に真っすぐ構えることは簡単そうに見えて、実際は多くのゴルファーにとって難しい課題です。

レギュラーツアーのプロゴルファーですら、専属キャディーに後ろからアライメントがあっているかを確認作業をしている光景をよく見ます。

これは、心理的な要因が大きく影響しているとも言えます。

要因を詳しく紹介します。

視覚の錯覚

ゴルフコースでは、ゴルファーの感覚を狂わせる「錯覚」が状況により生じます。

傾斜や風景、影、遠近法によって目の錯覚が生まれやすくなり、まっすぐなラインが歪んで見える場合があります。

そもそも、ゴルフコース自体が山に作られているので、真っ直ぐの方が珍しいので、傾斜に合わせた正しいアドレスがスコアアップへと繋がります。

不安や緊張

「目標に正確に向けなければ」というプレッシャーからくる緊張感は、体の動きに影響を与えます。

例えば、月例やコンペなどでは、ギャラリーが多く集まり後ろから感じる視線の影響で、緊張すると体が硬くなり、無意識にズレたアライメントを取ってしまうことがあります。

習慣の影響

長年にわたり無意識のうちに取っていたアライメントが、自分にとって「正しい」と感じてしまうことがあります。

これにより、正しいラインに構えた際に違和感を感じ、再び誤った方向に修正してしまうことも考えられます。

自己認識のズレ

自分が立っている位置から見たときと、実際のラインの関係を正しく把握するのは難し為、まっすぐ構えているつもりでも、実際にはズレているという状況を生み出します。

スクールのお客様に練習場では完璧なショットでも、ラウンドレッスンになるとピンに向いていない方は多く存在します。

こうした心理的な要因を克服するためには、定期的なアライメント練習や、アライメントスティックを用いた練習が役立ちます。

参考:楽天市場アライメントスティック一覧

目標(スパット)に対して真っすぐ構える方法

これまでに、目標に対して真っ直ぐアドレスができていな要因について知れたと思います。

これからは、佐藤プロがアドレスに対して気をつけている内容を説明していきます。

参考になった内容をぜひ取り入れてください🤗

1番、ゴルフボールの後ろから目標(スパット)を決める

佐藤プロは、まずボールの後ろに立ち、目標(スパット)を決めます。

そして、飛球線や落とす場所のイメージを定めます。

イメージ通り飛んでいるのかを確認し、ショットが悪いのか、アドレスが悪いのかの把握ができので、ゴルフボールの後ろから目標(スパット)を決めるのは非常に重要です。

2番、ゴルフボールの10cm先に目標(スパット)を見つける

ゴルフボールの10cm先に目標(スパット)を決めてから、フェース面を合わせます。

ボールから約10cm先の地面にある小さな特徴(例えば、草の違い、小さな葉、地面の凹凸など)を選んでスパットとします。これがターゲットライン上にある小さな目印です。

目印を見つけることで、目標に正確に向かって構えるのが容易になります。

3番、フェース面を合わせてからグリップを握る

必ず、アドレスしてからグリップは握りましょう!

フェース面を目標(スパット)に対して正しくセットしてからグリップを握ることで、フェースのズレのリスクを減らせます。

握ってからアドレスすると、目標(スパット)に対してフェースが閉じてしまったり、開いてしまうケースが多いので、必ず目標(スパット)にフェースを合わせてから握る順番にしましょう。

4番、ゴルフボールと目標(スパット)の線に対して並行にアドレスする

ゴルフボールと10cm先の目標(スパット)を結んだ線に対して並行にアドレスしましょう。

【意識するポイント】

必ず、上記4つの部位は並行にするようにしましょう。

シチュエーションによっては真っすぐ構えない

バンカーショット

構え: バンカーでは、ターゲットよりも少し左(右利きの場合)を向いて構えることが一般的です。クラブフェースを開くことで、砂を多く使い、ボールを高く上げやすくします。

理由: フェースを開いて打つことで、砂を爆発的に飛ばし、ボールをスムーズに脱出させられます。体全体が開いていることで、クラブの軌道がアウトサイドインになりやすく、バンカーショットに適した軌道を形成します。

つま先上がり(アップヒルライ)

構え: 通常のターゲットよりも少し右(右利きの場合)を向いて構えることが推奨されます。

理由: つま先上がりでは、スイング時にボールが左へ飛ぶ傾向があります。そのため、少し右を向いて構えることで、引っ掛けを防ぎ、ボールをターゲット方向に飛ばしやすくします。

つま先下がり(ダウンヒルライ)

構え: 通常のターゲットよりも少し左(右利きの場合)を向いて構えることが一般的です。

理由: つま先下がりでは、スイング時にボールが右へ飛ぶ傾向が強く、少し左を向いて構えることで、ボールのプッシュアウトを防ぎます。また、体重を安定させるために、足をしっかりと地面に固定し、バランスを保ちながらスイングすることが重要です。

ドッグレッグホール

構え: ドッグレッグホールでは、曲がる方向に応じて構える方向を調整します。たとえば、右ドッグレッグの場合は、右側の曲がりに対応するために、ターゲットラインよりも右に構えることがあります。

理由: この調整により、スイングがその方向に沿って行われ、自然なドローやフェードショットを打ちやすくなります。ドッグレッグの形状を把握し、どこでボールを着地させたいかを考慮して構えを決めることが重要です。

目標(スパット)に対して真っすぐ構える練習方法

ゴルフスイングをスマホで撮影する

撮影したスイング動画を客観的に見ると、悪い点を把握できます。

1人での練習でも、三脚を用いれば撮影できます。

シミュレーション機械(GDR Plus)では自動録画の機能あり、セッティングする作業を短縮できるので、効率的な練習が可能です。

参考:シミュレーション機械(GDR Plus)

アライメントスティックを活用する

アライメントスティックは、スイング時のアライメントやスタンス、スイングパスを正しく保つためのツールです。

使用方法

練習場でターゲットラインに沿ってスティックを置き、足やクラブフェースをこのスティックに平行に合わせます。スイング時にクラブの軌道がスティックと平行かを意識することで、アウトサイドインやインサイドアウトのスイング軌道を修正できます。

ゴルフスクール・レッスンに通う

当施設では、自動録画機能が備わっているシミュレーション機械を使い練習ができます。

レッスンも、シミュレーション機械を用いて行うので驚くほどの早さで上達しています。

一度体験していただければ、その良さを納得していただけます。